最近、細田守監督の作品である
映画『時をかける少女』
を観ました。
「おそっっっ!!!!!!!」
あえてこの時期に観るのがいいってことにしておきましょう。
ついこの前、細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』が公開されましたね。
最新作が出るたびに注目されるって本当にすごいな……
それでは本題の『時をかける少女』のレビューを書いていきます。

まずはあらすじから!
『時をかける少女』のあらすじ

『時をかける少女』のあらすじです。
高校2年生の夏、真琴(まこと)は、医学部志望の功介(こうすけ)、春に転校してきた千昭(ちあき)という二人の同級生と遊び友達として楽しく毎日を過ごしていた。
ある日、真琴は、故障した自転車で遭遇した踏切事故の瞬間、時間を跳躍する不思議な体験をする。
叔母の芳山和子(よしやまかずこ)に相談すると、それは「タイムリープ」といい、年ごろの少女に「よくあること」だと言う。真琴は、手に入れたその力をツイてない日常のささいな不満や欲望の解消に進んで使い始めるようになった。
突然おとずれたバラ色の日々。ところが、タイムリープできる回数には限度があったのだ。
千昭の真琴への突然の告白を「なかったことにしよう」としたり、功介と同級生の果穂(かほ)の仲を取りもとうとしたりしたことで残りの回数がついに1回に。そして千昭にタイムリープしているんじゃないかと指摘され動揺した真琴は、最後のタイムリープを使いきってしまう。すると、真琴の目の前を、ブレーキが故障した真琴の自転車に乗った功介と果穂が横切る。
自転車が踏切に突入し、2人の体が宙に投げ出され、真琴が「止まれーー‼」と叫んだとき、時間が静止し、千昭が現れた。千昭は未来から来たことを真琴に告げ、この時代の、この場所の、この季節にしかない「ある絵」を見るためにタイムリープしてきたと語った。
そして過去の人間にタイムリープの存在を知られてしまったからには、もう真琴と会うことはできないと言って姿を消したのだった。和子は、打ちのめされた真琴に、自分が高校の時に好きになった男の人をずっと待ち続けた体験を語る。自分と真琴とは違う。待ち合わせに遅れてきた人がいたら、走って迎えに行くのがあなたでしょう、と。
真琴は、自分のタイムリープ能力がもう1回だけ復活していることに気付いた。
真琴は、自分が最初に千昭に会った、あの日のあの場所に戻るため、最後のタイムリープをする。
今度こそ、自分の本当の気持ちを千昭に伝えるために、そして「かけがえのない時間」を取り戻すために。
つまり一言でいうと、
時間を戻せる力を手に入れた女の子が、笑ったり泣いたりしながら、友だちや恋を大事にする話!
短すぎたかもしれませんが実際にこれがちょ~おもしろいんです。
わたしはタイムリープというだけでわくわくしてしまいます……
映画『時をかける少女』のレビュー【ネタバレあり】
ここからは『時をかける少女の』の感想を書いていきます。ネタバレも含むので注意してください。
タイムリープって便利すぎない?
「普通にタイムリープが羨ましい!」
誰もが1度は欲しいと思った能力ですよね。
主人公は高校2年生の紺野真琴。
ある日、理科室で謎のクルミを割ったら突然タイムリープ能力をゲット。
最初は「妹に食べられたプリンを取り戻す」とか「カラオケで声が枯れるまで歌う」とか、超どうでもいいことに能力を使いまくります。
いや、タイムリープの使い方が庶民的すぎて笑えるんですよ。
前半はコメディ、後半は青春の切なさ
序盤は「何度でもやり直せる!」ってノリで、真琴が人生をゲーム感覚で遊び倒します。
野球で好プレイ連発したり、テストをやり直したり。観てるこっちも「うわ、羨ましい!」ってなる。
でも後半になると、だんだん「時間は有限」ってことが突きつけられる。
タイムリープの残り回数が減っていく中で、友情や恋心が絡み合い、真琴は「大事な瞬間はリセットできない」って気づくんです。
ここで一気に青春の切なさが押し寄せてきます。
これが観ていてさいこうにおもしろいです。
夏の空気感が最高
この映画の魅力はストーリーだけじゃなくて、夏の空気感。
背景がめちゃくちゃ綺麗で、青空や夕焼けが「青春の一瞬」を切り取っています。
走る真琴の姿は、まさに「夏休みのラストスパート」って感じで胸に刺さる!
細田守監督の作品って、キャラがちょっと雑に見えるけど愛嬌があって、背景が美しすぎるんですよね。そのギャップが「リアルな青春」と「映画的な美しさ」を同時に感じさせる。
キャラの魅力
- 紺野真琴:ドジで明るい。タイムリープを「プリンのため」に使う女子高生。愛嬌しかない。
- 間宮千昭:転校生っぽい雰囲気のイケメン。真琴に「俺と付き合えば?」って言うシーンは青春の名場面。
- 津田功介:真琴のもう一人の友達。三人で遊ぶシーンが「学生時代の黄金トリオ」って感じで最高。
この三人の関係性が、友情と恋の狭間で揺れる青春そのもの。
観てると「あー、こんな夏あったな」って浸れます。
『時をかける少女』の原作を読むには?

『時をかける少女』のアニメ映画は原作の直接的なリメイクではなく「続編的な位置づけ」。
すべての原点は
筒井康隆の小説『時をかける少女』です。
楽天Koboではこれを電子書籍でお得に読むことができます。気になった方は是非読んでみてください!
まとめ:青春とは?
もし「青春って何?」って聞かれたら、この映画を見せればいいと思うんですよ。
だって、タイムリープって本来は世界を救うとか、歴史を変えるとか、そういう壮大な使い方をされがちじゃないですか?
でも真琴は違う。プリン食べられたから戻る。カラオケ延長したいから戻る。テストでいい点取りたいから戻る。
いや、庶民的すぎて笑う。これが最高にリアルなんです。
つまりこの映画は「タイムリープを日常のくだらないことに浪費する青春の贅沢」を描いてる。これがめちゃくちゃ刺さる。
だって、学生時代ってそういうもんじゃないですか?大人から見たらどうでもいいことに全力を注ぐ。それが青春の本質だと思います。
『時をかける少女』のよくある疑問
- Q1. 魔女おばさんって誰?
→ 真琴の叔母・芳山和子。実は原作小説『時をかける少女』の主人公で、過去にタイムリープを経験した人物。映画では“経験者”として真琴を見守る立場になっています。 - Q2. タイムリープの回数ってどういう仕組み?
→ 真琴が手に入れた「クルミ型の装置」は回数制限付き。使うたびに残り回数が減っていき、ゼロになるともう飛べない。千昭が最後に使ったことで、真琴は残り1回分を取り戻せたという解釈もあります。 - Q3. なんで真琴はタイムリープをプリンとかカラオケに使ったの?
→ それが青春のリアルさ!「世界を救う」より「日常の小さな欲望」に使うのが高校生っぽい。だからこそ後半のシリアス展開がグッと響くんです。 - Q4.「未来で待ってる」ってどういう意味?
→千昭は未来の世界に帰らなきゃいけない立場。真琴とは同じ時間を生きられないけど、「いつか未来で再会できる」と約束しているんです。切ないけど希望を残す名セリフ。


